HSPとあがり症
HSPの方は周りの方の反応がすごく気になるので、あがり症な傾向が強いと思います。
わたしも小さい頃から、みんなの前での発表がすごく苦手でした。
教室の中で教科書を読むだけで、声が震えるほど緊張したのをよく覚えています。
もちろん大人になってからも改善されることなく、スピーチやプレゼンでの発表が大の苦手でした。赤面して声が震えて、早くこの場から立ち去りたいことばかり考えていました。
スピーチやプレゼン発表の日が近づくにつれて不安は募るばかりで、憂鬱な毎日を過ごしました。終わった後も後悔の連続で、この世の終わりぐらいに絶望的な気持ちを経験してきました。
ところがとある、あがり症克服セミナーに参加したときにアドバイスをもらってからは、少しづつ苦手意識が薄れてきました。
そのアドバイスが「周りを気にしないで話すことだけ集中してください」というものでした。
あがり症の人は「上手に話さないといけない」「失敗して恥をかきたくない」そんなことばかり考えていて、肝心の話すことが置いてけぼりになっていたのですね。
このセミナーを受けた後に、スピーチする機会やプレゼンの発表があっても、気持ちを乱すことなくできたことは感動しました。
もちろん緊張はするし、赤面しているのは自分で分かるのですが、話すことに集中することで気持ちがずいぶん楽になったことが良かったです。
HSPで生きづらいことはたくさんありますが、ちょっとしたきっかけで改善できることもあります。
そんな情報を発信できたら良いなと思う今日この頃です。